2022年11月、32歳の時に子宮頸部円錐切除術という手術を受けました。
手術に至るまでの経緯や当日の様子、術後の経過まで、その時の気持ちとともに綴っていきます。
これから手術をする人や悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
この記事では、手術後の様子と体調の変化について書いていきます。
※私は医療の知識がない普通の一般人で、ここに書くことはあくまで私の体験談です。個人差や主治医によっても色々違いがありますし、私の症状や考えが一般的なわけではありません。「こんな例もあるんだ」、「こんな考えもあるんだな」と、参考程度に見てください!
手術後の様子
手術翌日〜術後5日目
- 簡単なご飯を作ることはできる
- しゃがむのと、重いものを持つのはしんどい
- 無理したくないので掃除と洗濯はロボット任せ、料理と買い物は夫任せ
- 手術後から出ていた液体がどんどんピンクっぽくなってきた
- チューブを入れているせいか、普通に座るのが少ししんどい
こんな感じでした。
普通に座るのがしんどくて、ソファに斜めになっているか横になっていることが多かったです。
その時に役に立っていたのがこの円座クッション。
これがあると座るのがすごく楽で重宝していました。
術後6日目
傷口の確認とチューブを抜きに病院へ行きました。
チューブを抜くのは全く痛くなかったですが、前後の消毒が少ししみて痛かったです。
傷口はきれいに落ち着いていると言われて一安心。
不安に思っていたことを聞いてみると、
- ピンクっぽい液体が出るのはしばらく続くと思うが心配しなくて大丈夫
- 今後まだ出血の可能性があるから油断禁物、家事や仕事など無理しないように
- 生理痛が酷くなったり、量が増えたりすることはあまりないと思う
- それよりも生理の量が極端に少なく、やけにお腹が痛いと子宮頸管狭窄症で血が溜まって炎症を起こしている可能性があるから早めに受診して
と言われました。
術後7日目〜
このくらいから生理が来るのかなって感じの若干の腹痛がありました。
ピンクっぽい液体は相変わらず出ているが、量も少なく明らかな出血という感じではない。
術後8日目で生理が来ました。
徐々に出血が多くなりましたが、いつもの生理と同じくらいで、生理痛もいつもより少し強いかな?くらい。
とりあえず子宮頸管狭窄症の心配はなさそうで安心しましたが、その日の夜、今まで感じたことない痛み?子宮の右横あたり?が少し痛んだけどすぐに治まりました。
その後、生理はいつも通りに終了。
手術後2週間で大量出血
手術をしてからちょうど2週間が経った日、生理が終わり朝から夕方までほとんど出血なく、体調も良いので翌日からリモートで仕事復帰しようと思っていました。
しかし、21時頃お風呂出た時に突然出血。
ちょうど手術から2週間だからカサブタが剥がれたのかな?とか思っていると、そのあとかなり多めの血と血の塊が出ました。
出血が多いと気分が滅入り、以前の大量出血のトラウマが蘇ってきました…
22時くらいから翌朝6時くらいまで、多めの出血が続き眠れませんでした。
ずっと出続けているわけではなく、30分に1回くらいの頻度でドバッと出る感じで、量的には夜用ナプキンを1時間毎に交換していた程度です。
動悸やフラフラすることはなく、「私ってこんなに血が出ても大丈夫なんだ」と感心しつつ、不安な夜を過ごしました。
翌朝7時くらいになると出血が少し落ち着きましたが念のため病院に行きました。
- もう出血は落ち着いているので、変に傷口をいじるよりそのまま様子を見た方が良い
- まだカサブタがあるから今後も出血の可能性があるけど、出血しても止まればとりあえず大丈夫
と言われ軽い止血と消毒の処置をしてもらいました。
その後はほぼ出血なく、朝から昼間はごく少量の出血で、夜になると出血が増えることが多かったです。
結局、術後19日の時にリモートで仕事に復帰しました。
術後3週間が経った頃、手術直後に出ていたピンクっぽい液体がたまに出る程度になり、出血が完全になくなりました。
手術後に変わったこと
手術後に変わったことといえば、生理の血がドバッと出る感覚があるということです。
量や生理痛は以前と変わりませんが、この血が出る感覚がとても不快です…
そこで見つけたのがシンクロフィット。
私はこれを使用すると、血がドバッと出る嫌な感覚がかなりマシになります!
術後の生理はシンクロフィットが手放せなくなりました。
悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
そして、大量出血がトラウマになっているので、夜用ナプキンとオムツ・防水シーツを常備するようになりました。
まとめ
#1〜#3まで3記事に渡り、子宮頸部円錐切除術を受けた経緯と術後の経過について書きました。
最初に異常が見つかってから手術をするまで約7年かかり、年齢や妊娠の希望などもあり色々悩みましたが、今は「手術をしてよかった、もはやもっと早く手術してもよかったかも?」と思っています。
しかし手術をすることが正解ではなく、それぞれ自分に一番いい選択をできればいいのではないかと思います。
また、精密検査後や術後の大量出血や、手術をしてからの体調の変化などはこの経験をした人にしかわからないことだと思うので、悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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